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道路交通法が一部改正され、
6月1日から駐車違反取り締ま
りの民間委託が始まりました。
違法駐車による渋滞や事故を防ぐとともに、警察官を他の事件
捜査や治安対策にあてることが
でき、より安心・安全なまちづ
くりにつながると期待されてい
ます。どのように変わったのか、
鹿児島県警察本部交通指導課の
柏木重信警視に聞きました。
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●今回の改正点
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大きな改正点は、車両の使用
者の責任拡充と放置車両確認事
務の民間委託の2つ。駐車違反
は現場に違反者がいないため、
誰が違反したのか特定が困難で、
いわゆる逃げ得が発生する
ケースがありました。そこで放
置違反金制度を新設し、運転者
に責任を追及できない場合、車
検証に記載されている使用者に
対して反則金と同額の放置違反
金の納付を命じることになりま
した。もし納付しなければ、車
検を受けられません。また、繰
り返し放置違反金納付命令を受
けると、一定期間、車両の使用
が制限されます。
放置車両の確認事務は、各警
察署と契約を結んだ法人に委託
されます。委託先は公安委員会
の登録を受けた法人の中から、
学識経験者を交えた評価委員が
選定。法人の業種は、警備会社
やビル管理会社が多いようです。
違反車両の確認は、資格を持っ
た駐車監視員が行います。
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●駐車監視員とは
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講習を受け、修了考査に合格
した人で、駐車監視員資格者証
を持っています。県内には4月
末現在170人います。実際に
現場で活動するのは、警察から
委託された法人に在籍する資格
者証所持者。身分は「みなし公
務員」とされ、公務員と同様に
秘密保持義務などが課せられま
す。また、業務を妨害すると、
公務執行妨害罪に問われます。
服装は、黄緑色の上着と緑色
のズボン。ズボンと同色の帽子
をかぶっています。帽子と紺色
の腕章には「駐車監視員」と書
かれたワッペンが付いています。
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●取り締まりの流れ
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駐車監視員は2人1組で活動
します。放置車両を発見すると、
カメラ付きの小型携帯端末(P
DA)で写真を撮影。日時や場
所、違反形態を入力して「放置
車両確認標章」を作成し、車に
取り付けます。その後の手続き
は従来通り警察官が行います。
これまでは、放置車両を発見
してから一定時間経過後に違反
標章をはっていました。しかし、
短時間の駐車でも、運転者がす
ぐに車を動かせない状況にある
以上、交通の妨げや事故の原因
になることにかわりはありませ
ん。今後は駐車時間の長短にか
かわらず取り締まりを行います。
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●県内の取り組み
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鹿児島県内で民間委託を導入
するのは、鹿児島中央署、鹿児
島西署、鹿児島南署。3警察署
の管内で、特に違法駐車が多い
繁華街や幹線道路が対象地域で
す。県警のホームページでは、
駐車監視員の活動場所や時間帯
を示したガイドラインを公表し
ています。
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| http://www.pref.kagoshima.jp/police/index2.html
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