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 南北に延びるなだらかな山と東シナ海に囲まれた日吉町。田植 え期を迎える6月は青々とした苗が美しい田園風景を楽しめる。 陶芸家の工房が点在し、「芸術家が住む町だよ」と知人。どんな 出会いがあるのかワクワク♪      (吉)


CLOVER 草見の石垣田んぼ せっぺとべ 猫の目工房・陶房かおりん せっぺとべ せっぺとべ
せっぺとべ
 訳すと“せいいっぱい跳べ”。日置八幡神社お田植え祭りのイベントで、400年くらい前に始まった。日置八幡神社と鬼丸神社での神事後、水を張っ た田んぼへ移動。五穀豊穣(ほうじょう)の願いと、土をこねて害虫を踏み つぶすという意味を込めて、白装束に身を包んだ町内の人たちが歌いながら 一生懸命飛び跳ねる。皆どろんこまみれだ。「汚れてもいい服で見に来てくだ さい」と日吉支所地域振興課の宮内貴史さんと荻田正利さん。どろが飛んだり、 見物客が田んぼに引き込まれたりするんだって。せっぺとべ終了後、日置八 幡神社イベント広場で太鼓演奏や鎌踊りなども披露するよ。

■6月4日(日) 神事9:00ごろ〜 場所/日置八幡神社、鬼丸神社 せっぺとべ10:30ごろ〜 場所/八幡通りの大川沿いにある特設田んぼ  問/日吉支所地域振興課 電/099(292)2111
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草見の石垣田んぼ
 石垣の棚田を初めて見た。山あいの草見 地区の田んぼは大小異なる石が巧みに積ま れた石垣になっている。江戸時代から明治、 昭和と、作られた時代はさまざまで、コケ むした様子が長い年月を感じさせる。「石 垣は風雨に強く、土手のように傾斜が要ら ないから、田んぼの面積が広くとれるんで すよ」と草見地区自治会長の松元純市さん。 6月中旬以降に棚田の田植えが始まる。

■日置市日吉町草見 問/日吉支所地域振興課  電/099(292)2111
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CLOVER
 鹿児島市内から移住してきた折田勉さん夫妻が、 昨年12月に開いたレストラン。夜のバーベキュー がメーンだが、3月から手作りランチを始めた。 土日はサラダとスープ、コーヒーが付く「オープ ンサンド」(650円)と「スパゲティミートソース」 (700円)のみ。平日はハンバーグやコロッケなど のセットもある。「いろいろな人が集まって癒やさ れる所にしたい」と妻の睦子さん。自然に囲まれ、 木をふんだんに使った建物はホッとひと息つける 場所だ。

■日置市日吉町日置2952 099(292)5361  営/11:30〜13:30OS 18:30〜22:00  ※夜は3日前までに要予約  休/月曜、第2・4日曜 Pあり
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 築140年という古民家を利用したギャ ラリー兼工房。山口伸次郎さんは日吉の 土と“かおりん”という白化粧の土を使い、 ちゃわんや片口、皿などの陶器を作る。 白い釉薬の下に黒地が透けてみえるのが 特徴だ。妻のヤマグチアキコさんは石を 砕いた粘土で猫やウサギ、犬などの人形 を製作。古布やアクリル絵の具で装飾し た温かみのある作品だ。陶器は1500円か ら、人形は3500円から。

■日置市日吉町日置61 電/099(292)5575/2897  営/10:30〜17:00 不定休※6/4(日)は営業  Pあり
 吹上浜に面し、8月までウミガメが産卵に訪れる。農業が盛んで、最 近では休耕田で栽培する緑竹(りょ くちく)が、夏場に採れる竹の子と して注目されている。日本瓦の日置 瓦工場やしんこだんごの発祥の地「深 固院」でも有名。昨年5月に東市来町、 伊集院町、吹上町と合併して日置市 になった。
鹿児島市からのアクセス
鹿児島中央駅〜伊集院駅(JR)18分、
伊集院駅〜枕崎または加世田方面行 きバス(鹿児島交通)20分
鹿児島市内から車で約50分
日置市日吉支所地域振興課
日置市日吉町日置377番地 電/099(292)2111
Illustrated by Sawako Cho
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