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DV(ドメスティック・バイ
オレンス)は配偶者間で起きる
大人だけの問題ではありません。
高校生や大学生など若いカップ
ルにも同様のDVが存在し、交
際中に行われることから「デー
トDV」と呼ばれています。被
害が増える背景などについて、
メンズサポートふくおか代表で
DVカウンセラーの原健一さん
に聞きました。
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●デートDVの中身
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相手を支配したいという所有
意識から身体的、性的、精神的
暴力に出る行為(下参照)は、
大人だけでなく若い男女間でも
DVととらえられます。デート
DVで顕著なのが異性の友人関
係のせんさくで、エスカレート
すると女友達でさえしっとの対
象になります。自分以外に関心
が向くのが嫌で、仲のいい友達
との関係を断ち切られるなど、
行動の制限を余儀なくされます。
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●なぜ若者間でDVが?
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相手を支配しやすい道具とし
て携帯電話があります。いつど
こにいても何をしているのか問
い詰められ、対面しては聞けな
いこともメールでなら聞けます。
「今日、何してた?」から始ま
って徐々に深く聞き出してくる
ので、女性も支配されていると
は感じずに言いなりになってし
まいます。従うことが二人の良
好な関係維持につながると思い
込んでしまうのです。
子どものころに多くの大人と
かかわる機会が少ない、現代の
人間関係の希薄さも要因の一つ
といえます。例えばDVのある
家庭で育つと人間関係にゆがみ
を持ったまま成長し、他者との
かかわり方に影響を及ぼします。
いろいろな人の好ましい生き方
を見ていれば、DVを受けた場
合も被害の自覚を持ちやすく、
早めに対処できます。
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●被害に合わないために
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対策としては、最初に出た暴
力的行為に対してはっきりNO
と言うことです。初めのうちは
男性側にも罪悪感があります。
毅然(きぜん)とした態度で拒絶
して罪悪感に訴えかけると、次
の行動に抑止がかけられます。
そもそも愛情表出が極端で、会
ってすぐに性的な関係を持ちた
がる男性は依存心が強く、DV
加害者の傾向にあるので注意が
必要です。尊重し合える相手か
どうか時間をかけて見極め、
NOをきちんと受け止めてくれ
る人と関係を進めましょう。
被害を感じたら周囲に相談し
て、決して孤立しないこと。喪
失感の辛さからすぐに別れられ
ないなら、少し距離を置く努力
や工夫をしてください。相手を
客観的に見られるようになると、
おかしなことに気付くはずです。
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●DVから子どもを守るには
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大人の世界のゆがみが子ども
たちに影響していると思われる
ので、まずは大人のDVをなく
すこと。また、小学校時代のい
じめ経験は人と信頼関係が持て
なくなり、将来のDV加害者・
被害者につながるところが大き
いので、いじめのない社会を築
くことも大切です。
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