暮らしを彩る文化・生活情報紙
LDR
…陣痛室と分娩室がひとつになっており、移動しなくて済む。
無痛分娩
…局所麻酔を使い、痛みを感じず出産できる。薬剤を使わず痛みを緩和す
る和痛分娩もある。
座位分娩
…イス型分娩台を用いる。
ソフロロジー法
…弛緩(しかん)法とヨガ、禅の呼吸法を組み合わせて陣痛を乗り
切る。
イメジェリー
…目標達成にふさわしいイメージを思い描くことでお産を乗り越え
る。
VOICE
【自然分娩】
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陣痛、出産、回復をLDR室で 過ごせたので良かった。ためらっ ていた主人も落ち着いて立ち会 うことができた。(30歳主婦・子ども2歳、1カ月)
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助産院でアクティブバースをし、 とても良いお産となりました。 (36歳主婦・子ども5歳、2歳)
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陣痛は痛かったけど、もっと痛 いと思っていた。つわりの方がき つかった。(31歳公務員・子ども1歳6カ月)
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第三子を無痛で出産しました。 進行が早かったので和痛になりま したがとても良かった。 (32歳パート・子ども7歳、6歳、4歳)
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座位分娩だったので、赤ちゃん の頭が出るのをこの目で見ること ができた。親として子どもを大切 に育てたいという気持ちになった。 (30歳保育士・子ども4歳、1歳)
【帝王切開】
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急に帝王切開になりびっくり。 術後が痛かった。(38歳主婦・9歳、6歳)
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あっという間。でも術後は傷口 が痛む。おなかに力を入れるのが こわくて、便秘になった。 (30歳会社員・子ども1歳11カ月)
教えてくれたのは
鹿児島大学医学部 保健学科看護学専攻
下敷領 須美子
助教授
日本でも一昔前は、産婆さんによる「産む力、生まれる力」をいかした 出産が主流でしたね。アクティブバースもそういった自然なお産がベー スにある、と言えば分かりやすいでしょうか?
アクティブバースとは、医療によって導かれるお産ではなく、産む人が 主人公となる産み方。何かあった時の医療のバックアップを受けながら、 もともと持っている女性の機能と、赤ちゃんの生まれる力をいかした自 然なお産として注目を集めています。
例えば部屋の雰囲気、BGM、そばに誰が付いているか、また、どんな姿勢で産むのかまですべて産婦が選べるため“フリースタイル出産”とも呼ばれます。鹿児島大学附属病院では約4年前から取り組み始めました。
アクティブバースの良い点は、出産のイメージを考えることで妊娠期の過ごし方が変わってくるという点です。前向きに考えることで、出産後に家族の絆も深まるという声が多いですよ。
立会いor立ち会わない どうする?
夫の立ち会いはもちろん、上 の子どもと一緒に命の誕生を迎 えるファミリーバースも少しず つ増えています。病院・産院側 には事前に希望を出し、実現で きるか話し合いましょう。夫の 立ち会いは、父親の自覚と子ど もへの愛情が芽生えるよい機 会です。でも無理強いはダメ! 夫婦で話し合ってみましょう。
VOICE
【立ち会い出産だった】
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出産がどれほど大変かを実 感したらしく、産んですぐ「あ りがとう、お疲れさま」という 言葉をかけてもらいうれしか った。(28歳主婦・2カ月)
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陣痛で苦しんでいたとき、 そばに夫がいるだけで心強く リラックスできた。誕生の喜び をわかちあえた。(30歳主婦・子ども2歳、1カ月)
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夫のほか、3歳だった上の子 も立ち会うことに。出産後私 が入院することにも納得し、 泣いたりしませんでした。(34歳主婦・子ども6歳、3歳)
【立ち会い出産ではなかった】
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陣痛にずっと付き添ってく れたので、それだけで十分。(32歳主婦・子ども3歳、1歳)
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分娩中はなりふり構ってら れないので、いてくれなくて良 かった。いたら気が散っていた かも。(31歳団体職員・子ども9歳、8歳)
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出産直前に逃げるように夫 が消えていきました。残念… という気持ちと、見てほしく ないという気持ち。複雑です。 (36歳無職・子ども9歳、3歳、11カ月)
教えてくれたのは
鹿児島県産婦人科医会 会長
柿木 成也
先生
信頼できる担当医見つけて
初めての人にとって、産婦人科 は入りにくい所ではないでしょうか。 また、周囲に相談しづらい受診の 理由かもしれません。産婦人科の場合は特に、日頃から気軽に相談で き、信頼できる担当医を見付けておくとよいでしょう。
産婦人科を選ぶ時、医者の技量はもちろん人柄のほか、設備や診療 科目もチェックしてみてください。産科、婦人科、麻酔科のほか、複数 の科を持つ総合病院もあります。また院内の清潔さ、受付の雰囲気も 参考になります。
最近の病室は個室で、携帯電話が使えるところもあります。アロマ マッサージを取り入れる病院や、日曜日の外来診療を行う病院もある などサービスが多様化しています。
子どもは将来の自分たちを支えてくれる大事な存在。夢を持って、 子どもと人生を楽しむ親になってほしいものです。
●妊娠中から夫婦でい ろんな話をしてほしい。 出産は大変ですが、夫婦 が協力することで、育児に良い影響が出 てきます。それに出産する母 親の気持ちが一番大切で、そ のことを分かってくれる産 院を選ぶことも大事。安産 になる秘けつです。 (37歳パート・子ども14歳、12歳、3歳)
●妊娠中は産後の楽しみが 大きかったけど、実際は忙し く自分の時間がない。妊娠前、 妊娠中、フリーの時間を楽し んでください。子どもの成長 (特に0〜2歳)はとっても 早い! これまたビックリ でおもしろい。 (35歳主婦・子ども1歳、5歳)
●陣痛が来てからはトイレ に行かないこと。便秘が続き、 病院へ行く前にと行ってし まった。キレが悪いなあと思 っていたら、赤ちゃんの頭が 出てきてビックリ〜! 夫 がキッチンばさみでへそ の緒を切りました。 (35歳主婦・子ども4歳、5歳)
●誰が産むって「私」が産 むんだから満足度が高 くないと、後々後悔しますよ 〜。料金と「こういうお産が したい」というイメージをあ る程度決めておいて、先輩マ マに聞いてみたり、直接病院 に電話するなどの情報収集 は必要。(36歳主婦・子ども5歳、2歳、1歳)
●料金など気にせず出産し ましたが、総合病院(LDR 室)と個人病院(地方)では、 なんと15万円ほどの差があり、 驚きました。だいたいの金額 は確認しておいた方が良い と思います。 (36歳主婦・子ども11カ月、3歳、9歳)
●3人目の出産では、息子が 小5、小3になっていたので、 10カ月間本当の命の授業が でき、家族全員でお産に臨む ことができました。子ども たちも大切な経験になった と思う。(38歳主婦・子ども11歳、9歳、6カ月)
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