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 2月3日は節分の日。今 年1年の無病息災を祈って、 豆まきをする家庭も多いの では。鹿児島縣護國神社の 権禰宜・森川弘樹さんに、 節分の由来について聞きま した。
●「節分」とは
 もともとは1年を 24に分ける節気のうち、各季 節の始まりである立春、 立夏、立秋、立冬の前の 日を指します。陰の 冬から陽の春に移り 変わる立春が正月節とし て重視されていたため、 特に立春の前日である2 月3日を指すようになっ たといわれています。
●節分の始まり
 中国から伝わったもので、日本では「大儺(た いな)」と呼ばれていま した。全国に疫病がまん 延した706年の大みそ かに、宮中で厄や邪気を 払って疫病を除く儀式と して行われたのが始まり です。当時は儺人(なひと) と呼ばれる役目の人が、 角が1本、目が4つある 金色の面を付け、朱色の 装束を身にまとって、目 に見えない鬼を追う儀式 でした。しかし、「追儺(つ いな)」と名前が変わる につれて、本来鬼を追う 立場だった儺人が、逆に 目に見える鬼として追わ れるようになりました。
 「鬼神」という言葉が あるように、もとは人間 を守る存在だった鬼が、 疫病の原因や邪気そのも のと考えられるようにな ったようです。
●豆まきについて
 宮中の年中行事であっ た節分が、庶民の間に広 まったのは室町時代。年 男が「鬼は外、福は内」 と言いながら煎(い)った 大豆をまくのは、中国の 明の時代の風習に由来す るとされています。家の 邪気を外へ出し、福を招 き入れて、1年の無事を 祈る思いが込められてい ます。年齢の数だけ豆を 拾って食べるのは、自分 もまた1つ年を重ねたと 認識する年取行事の名残 といわれています。
●節分にまつわる風習
 ヒイラギの枝にイワシ を刺して玄関口に飾るの は、鬼や邪気を家の中に 入れないためのものです。 鬼はヒイラギのとげとげ した葉が刺さって痛がり、 イワシの臭さにびっくり して逃げていくと考えら れています。
 恵方巻きは、江戸時代 末期に大阪の商人が商売 繁盛を祈願して行った祭 事が起源。その年の恵方 に向かって、巻き寿司を 丸かぶりするとよいとさ れています。戦後は物資 不足のために廃れた時期 もありましたが、197 4年に大阪の海苔問屋や 業者などがイベントとし て復活させ、現在では全 国的な習わしとなってい ます。恵方とは、その年 の吉方位のこと。今年は 北北西を向いて食べまし ょう。




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