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"糸が好き"という気持ちで続く
「なのはな工房」   浜田 啓子さん(72歳)


さなころからレース編みをするなど「糸さえいじっていたら幸せ」という浜田さんが、機織り(はたおり)を始めたのは40代。離婚して2人の子どもを抱え、選んだ仕事が大島紬を織ることだった。「両親が奄美大島出身なんです。自分でしたことはなかったけれど、母が織るのを見ていました」。
 現在は主に絣(かすり)を織っている。糸は日本製、染料は琉球藍を使うことが多い。10mの布を織るのに約1ヵ月。「時間はかかるけれど、買ってくださる人がいるからうれしい。織り終わると苦労を忘れるんですよ」。機織は縦糸を張ると6割できたといってもいいそうだ。後は無心に同じ作業を繰り返す。また古布を裂いて織る「裂き織り」もする。古布が味わい深い布に生まれ変わる。
 工房の急な階段をスタスタと上り下りする元気いっぱいの浜田さん。「後世に残しても恥ずかしくないような布を作りたい」と目が輝いた。
    
      
[DATA]
鹿児島市郡山町2478
099(298)4486
裂き織り体験・・・1回2500円(糸代込み)
*来訪前に一度連絡を
   
日常使うものだから「薄くて丈夫な器を」
「鈴田窯」(りんだがま)  Linda Sawyer(リンダ ソーヤ)さん(45歳)


メリカ・ニューヨーク州出身のリンダさん。「陶芸を始めて20年になります」と流ちょうな日本語で話してくれた。「ブルーが好き」と、鮮やかな青色の作品が目を引く。いろいろな地方の粘土を混ぜて「薄くて丈夫な器を」と研究を重ねてきた。使いやすさと手づくりの温かさが伝わるカップや茶わん、皿などが棚に並ぶ。
 留学生として来日し、「日本の伝統的なことを習いたい」と陶芸を体験したのが始まり。東京で生活していたが、「薩摩焼が好き」「温暖なところで暮らしたい」と鹿児島に移住し、15年になる。「こんなに長く陶芸をするとは思っていませんでした。ろくろや窯を買ってしまったからという理由もありますけど」と笑う。作っているときは何も考えずに制作に没頭し、焼き上がったときに窯を開けるのが一番の楽しみ。今後は、大きなつぼや鉢にも挑戦していきたいそうだ。
    
      
[DATA]
日置市日吉町日置9174-3
099(292)3917
*来訪前に一度連絡を
[ここでも買えるよ]
YANO CAKE TEN Moku
鹿児島市照国町10-19
099(224)7045 など
   
目指すは元気系の癒やし
「Launica」(ラウニカ)   新福 賜代(しんぷく たまよ)さん(30歳)


ェルトを使ったルームシューズやバッグなど、色鮮やかで、配色やデザインが個性的。「暮らしが楽しくなるようなものを」と考えて作るそう。「昔から物をつくるのが大好きだった」と話す。8年くらいTシャツ作りをしており、フェルト小物を作り始めたのは約1年半前から。羊毛をぎゅっと圧縮して色を混ぜ、好みのフェルトを作る。「裁縫と工作どちらも好きなんです。フェルトはその両方の要素があるから、すっかり夢中になってしまいました」。材料の羊毛は京都から取り寄せている。パーツにはアンティークボタンもよく使うんだそう。
 「ラウニカ」とはスペイン語で「たった一つの」などの意味。この言葉を知ったとき「ぴったりだ」と、店名にした。今後は「どんどんイベントにも参加して、いろいろな人と触れ合って行きたい」と語ってくれた。

    
      
[DATA]
鹿児島市唐湊1-25-23-102
099(259)1916
*来訪前に一度連絡を
[HP]http://launica.jugem.jp
[出店イベント]
*11/3(土)「ナマ・イキVOICE アートマーケット」(霧島アートの森)
   
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