自然の中にいることが好きです。ひとり
芝居のシナリオを書いているときや疲れた
ときなどは自然から力をもらいます。海、
山、川…そして木"。木には不思議な力が
あって、手のひらで触ったり、抱きしめたり
するとエネルギーをたくさんもらえます。
私の事務所兼けいこ場となっている自宅
の庭に大きな「シュロの木」があります。
30
年前は2.5mぐらいの高さでしたが、今は
10 m
くらいになりました。庭に出たときに
「おはようございます。お父さん!」とその
木にあいさつします。この木は、主人の亡き
父が生前に植えたもの。私は生前の義父を
知りません。無口で物事に動じない大きな
人だったと聞いています。「一度でいいから
会ってみたかった」と思います。でも、今、義
父は大きなシュロの木となって家族を見守っ
てくれています。私の大好きなシュロの木。
今日も力をください。
撮影協力/たぬきさん自宅
[プロフィル]
1954年・東京
生まれ。8歳でプロの演劇集団
に入る。現在、「劇団ぽんぽこ」
を主宰。命の大切さや人権に関
する劇を自作し、ひとり芝居の
公演を行っている。
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