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一番の美人はカステルフランコ(※)、
かわいいのは小カブ。寒い季節は、魚や
肉もうまいが野菜もうまい。ほぼ毎朝畑
に行く。今日はあいつ採れるかな。もう
そろそろ終わるかも。これ、どうやって
使おう? 蒸す、焼く、煮る、揚げる、何
と合わせる? お客さまにどうやって
食べてもらうか考える楽しい時間。畑か
ら料理は生まれる。
食の安全性が揺らぐこの時代、せめて
自分のつくる皿くらい安全でありたい。
だから、育てる親父は一切の農薬を与え
ない。虫も草も手で取る。ありのまま。
自然にまかせる。
僕はそれを調理する。素材を料理に
変える。好きとか嫌いとか、合う合わな
い、人それぞれだが、それでいい。おいし
いと言ってくれる人のためにつくる。
"季節感" を一番大切にしている。今
採れるものでいい。嘘はつきたくないな。
野菜で季節感を出していきたいな。
※イタリア原産の野菜で、チコリーの一種。
撮影協力/CAINOYA
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