Vol.14
9月某日
鹿児島市から車で約1時間半、指宿市に到
着だ。ドライブしたことはあったけど、ゆっくり町を見るのは
初めて。ワクワク、ドキドキの旅の始まりだ〜!
どうしても行きたい場所があった。「砂むし温泉」。長年の夢をかなえるべく
「砂むし会館砂楽」
へ向かった。
受付で「下着を全部脱いでから着てください」と浴衣とタオルを渡されて脱衣所へ。
海岸に下りてタオルを頭からかぶり、砂の上に腰をおろす。うわぁ〜、ホントに熱いんだ! 全身を倒すと、どんどん砂をかけられる。お、重い…。熱すぎず、ちょうどいい砂加減(!?)。BGMは波の音。砂のかかっていない顔にかかる気持ちイイ波風。こりゃ、極楽、極楽!
職員の福永成昭さんが「あおむけに寝ること、全身を覆う砂の重さと温度(50〜55度)が、血行をよくするんですよ」と話してくれた。しばらくすると、ドクンドクンと脈打っていることを全身で感じた。普段あまりかかない汗が、背中や首筋にたら〜っ。これが砂むしか!と感動しちゃった。
砂で身動きできなくなって10分、我慢の限界。浴場で体についた砂と噴き出した汗をキレイに流した。砂むし初体験。ハマッちゃいそう。
mapに戻る▲
指宿に住む友人のオススメ
「イタリアン倶楽部パラディッソ」
。指宿では数少ないイタリア料理の店だ。
日替わりのタイ風レッドカレー&小悪魔パスタのセットを注文した。ワクワクしながら待つと…。まるでお子さまランチのように、かわいく盛りつけてあるランチ登場!うれしい。ん?カレーの色が違う。
「トマトスープをベースに、香辛料を数種類混ぜて作るんですよ」と店長の向吉新治さん。だからレッドカレーか。辛そう!と思って一口、意外にもまろやか。辛すぎないように、あるモノを隠し味に使っているからだそうだ。一方、小悪魔パスタはピリピリっとした辛さが口の中に広がって一口、二口と食べるうちに、辛さが脳を刺激する。これがまた、イイ。やみつきになるファンが多いのも、うなずける。
mapに戻る▲
通り沿いにブティックらしい店を発見。看板に
「パン+デリ ガルデ」
と書いてある。えーっ、ココがパン屋さん?と驚きつつ中へ入る。
シンプルで無機質な店内。パン屋とはとても思えないインテリアが印象的だ。「パン屋というとあったかいイメージがあるけど、冷たい感じにして、今までにない店を作りたかった」と店長の馬場大誉さん。約50種類のパンたちが、おしゃれな照明に照らされている。おいしそう。
薄い円盤形が面白い「クロワッサンカソナード」はデニッシュの生地に赤砂糖(粗製で赤茶色の砂糖)を練り込んだもの。クロワッサンより歯ごたえがあって、お菓子感覚で食べられる。和風ハンバーグやチキチキチキンなどデリメニューも充実。もうすぐオリジナルのランチボックスも登場するみたい。今から楽しみ!
mapに戻る▲
あと一つ行きたい場所があった。花見の季節によく耳にする
「魚見岳自然公園」
。テレビや雑誌などで目にするけど、足を運んだことはない。せっかく来たんだもん、行ってみよう。
看板を目印に細くクネクネした道を行くと…、あった!ここかぁ。
案内図を見ると公園を囲む木々はすべて桜と書いてある。3月は辺り一面がピンク色に染まるんだ。来年の花見は来てみたいな。その光景を心に浮かべながら、展望台まで歩く。うわぁ〜、すごい。知林ケ島が見える。干潮時になると珍しい砂の道が現れるという島だ。道が見えるのは、ちょっとだけ。もう少し時間がたつと、つながるのかなぁ。不思議…。
しばらく散策すると、心地いい風が…。秋風? 季節の変化を感じながら、帰りの途についた。 (ピ)
mapに戻る▲
DATA
●砂むし会館「砂楽」
住所-指宿市湯の浜五丁目25−18
電話-0993(23)3900
料金-大人900円
入湯時間-8:30〜21:00
休 -無休
●イタリアン倶楽部 パラディッソ
住所-指宿市十二町3523ー2
セントクレージュ参番館1階
電話-0993(23)4055
営 -11:30〜14:30、18:00〜22:30
休 -木曜日、第3日曜日
●パン+デリ ガルデ
住所-指宿市湊1−10−8
電話-0993(23)4055
営業-9:00〜19:30
休 -日曜日
●魚見岳自然公園
【問い合わせ】指宿市商工観光課
電話-0993(22)2111
イラスト 張 佐和子
(c)1999-2002 FELIA all rights reserved.