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僕の店のセコンド(メイン)に魚料理
はない。煮込みもない。あるのは“焼き”
のみ。肉、特に豚と鶏は腕の見せ所。
前菜では魚をよく使う。肉にも季節
はあるが、魚は季節感を出しやすい。だ
けど肉が好き。魚が食べたいと思うこと
はまずない。
豚ならチンタセネーゼ、イベリコ、幻
霜、白金、三清屋の黒豚。そして、今夢中
なのがオテイザさんが飼育する100
%純血バスク豚。フランスの黒豚だ。牛
ならアンガス、短角和牛、赤身が最高に
おいしい。トスカーナでビステッカ(ス
テーキ)を食べているかのよう。霜降り
なら伊万里牛。脂っこくない。さらり。び
っくりした。鶏なら茨城のホロホロ、乳
飲み仔鳩、冬は出水の鴨。自称「ニクヤ
キスト・肉焼き職人」。
肉の産地・鹿児島だからこそ提案す
る肉。リストランテとして、料理人とし
ても発展途上。まだまだこれから。気に
なるものは焼いてみる。料理にする。食
べてもらう。たった
20
席の店、料理人の
個性が全面に出てもいい。
撮影協力/CAINOYA
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