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7月洞爺湖サミット “総料理長”に中村氏(阿久根出身)
「集大成のつもりで頑張る」
(2008 05/11 07:30)
 外務省は10日までに、7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)で各国首脳をもてなす料理の担当に、阿久根市出身で、会議の会場となるザ・ウィンザーホテル洞爺(北海道洞爺湖町)の総料理長中村勝宏さん(64)を起用することを決めた。
 同担当は事前にメニューを考えたり、本番は都内有名ホテルの中堅シェフら数10人を率いて料理を総指揮するいわばサミットの“総料理長”。2000年の沖縄サミットでは政府が東京から辻調理師専門学校校長、辻芳樹さんらを派遣したが、今回は会場ホテルの中村さんの腕を買った。
 中村さんは同市波留出身。阿久根高校卒業後、県外のホテルで修業を積み1970年に渡欧、スイスやフランスの名店で腕を磨いた。79年にはレストランのガイド本「ミシュラン」が、勤務先のパリのレストランを1つ星に認定。日本人が料理長を務める店が星を得たのは初めてだった。
 都内のホテルの名誉総料理長などを経て昨年12月、ウィンザーホテルの窪山哲雄社長に招かれ総料理長に就任した。
 中村さんは食を通じた地域活性化に取り組んでおり、05年から同市の料理教室の講師やコンテストの審査員も務める。中村さんは「サミットという大きな舞台でチャンスを与えられ、料理人冥利(みょうり)に尽きる。集大成のつもりで頑張りたい」と話している。
 

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