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満開待ち遠しい「テコテン桜」 住民が周辺整備/肝付・岸良
(2010 03/13 06:30)
開花を前に周辺が整備されたテコテン桜=11日、肝付町岸良
 樹齢200年前後とみられる大木で、「テコテン桜」と名付けられた肝付町岸良の民有林にある山桜が開花を迎えた。現在1分咲き。純白の花びらは、満開になるとあでやかな“雪桜”に変身する。昨年まで地元住民も知らなかった幻の桜は、道案内板が設置され樹木周辺も整備されるなど地域の宝となった。
 桜は船間芳哉さん(56)のミカン山にある。近くの北岳(通称テコテン山)から先祖が幼木を移植したと伝えられており、樹高約15メートル、幹周り3.15メートルの堂々たる姿。
 集落に近い場所だが、生い茂った竹や木に隠れカズラにも覆われていたため、気付く人はいなかったらしい。町文化財保護審議委員の黒木和人さん(74)が、芳哉さんの母ツユ子さん(82)から「大きな桜がある」と聞いたのをきっかけに確認した。
 昨年、満開の姿が南日本新聞で紹介されると、大勢が見学に訪れた。今年は地元住民が力を合わせて樹木周辺の伐採面積を広げ、いろいろな角度から観賞できるように山の斜面を生かしての階段も設置。花見のシートを広げられる空間もつくった。
 
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