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シカの食害対策へ部会設置 屋久島世界遺産科学委
(2010 07/29 11:26)
ヤクシカ対策の作業部会設置を承認した屋久島世界遺産地域科学委員会=28日、鹿児島市
 屋久島世界遺産地域科学委員会は28日、鹿児島市で本年度1回目の会合を開き、屋久島の世界遺産地域(約1万ヘクタール)で深刻なヤクシカの食害対策を協議する作業部会を設置した。同委員5人と外部専門家3人の計8人で構成。適正な密度・個体数の目標を設定し、捕獲法や植生回復について検討する。
 同委員会によると、島内のヤクシカの推定生息数は約1万2000〜1万6000頭。世界遺産地域では、西部が特に多く、被害がより深刻だという。
 作業部会は9月以降、生息数や被害の現状を確認し、対策を検討。同委員会は、ユネスコ世界遺産委員会で屋久島の保全状況を報告する2012年を目標に、環境省などが改定作業中の世界遺産地域管理計画に対策を盛り込む。
 同委員会は、屋久島世界遺産地域の適正な管理に科学的な助言を得るため、環境省や林野庁などが2009年度設置。大学教授ら14人で構成する。
 
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