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富山丸戦没記録集 遺族会全国連合会が出版
(2010 08/01 06:30)
輸送船富山丸の戦没記録と遺族のあゆみ
 太平洋戦争中の1944年6月、徳之島町亀津沖で米潜水艦の魚雷攻撃を受け沈没した輸送船「富山丸」の遺族らが「輸送船富山丸の戦没記録と遺族のあゆみ」を出版した。関係者は「おそらく最初で最後の発刊。多くの人に読んでもらえれば」と話している。
 遺族らでつくる富山丸遺族会全国連合会(川南廣展会長)が、戦争悲劇を二度と起こさないよう、戦争を知らない世代に語り伝える資料・記録として残そうと出版した。
 富山丸の建造や乗船した陸軍部隊の編成や遭難の経緯を記した戦争編、1951年から始まった慰霊のあゆみを記録した慰霊祭編、遺族が戦死した夫や父親への思いをつづった遺族の歩み編の3部構成。戦争編では、生存者や救助に当たった徳之島住民、瀬戸内町古仁屋住民らの貴重な証言が収録されている。
 鹿児島県富山丸遺族会の畠田良信会長(77)は「当時の写真など資料収集が大変だった。戦災から66年たち、遺族も遺児が中心になっている。若い世代にも戦争の悲劇を知ってもらいたい」。
 A5判、256ページ。非売品だが、徳之島町と天城町、瀬戸内町の図書館に置かれている。鹿児島県立図書館でも、8月下旬から閲覧できる見込み。
 
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九電20100730
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