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鹿児島県当初予算案 2年連続プラス 新港整備費も計上
(2010 02/09 10:32)
 鹿児島県の2010年度一般会計当初予算案が8日までに固まった。新規高卒未就職者への支援策をはじめ、3月補正と合わせて1000億円超の雇用・経済対策費を計上するなど、予算規模は09年度当初予算(約7726億円)を若干上回る総額7700億円台で、2年連続のプラスとなる見込みだ。新規事業化を目指していた鹿児島港新港区の整備については、耐震岸壁や旅客ターミナルの調査・設計など、事業着手に必要な費用として1億数千万円を盛り込む。
 10年度末の県債残高は、地方交付税の振り替え分として発行される臨時財政対策債(臨財債)が大幅増となることに伴い、過去最高の1兆6500億円程度。ただし、臨財債を除くと1兆3500億円前後で、09年度当初に比べ約460億円少なくなる見通し。
 歳入では景気低迷による県税収入が落ち込む一方、県政刷新大綱に基づく歳出削減の継続や政府が交付税1.1兆円を増額したことなどにより、財源不足額は09年度の148億円から40億円台まで圧縮。財政調整に必要な基金残高も09年度末見込みの49億円から30億円程度増え、約80億円に復元される見込み。
 伊藤祐一郎知事が「地域経済を守るという観点で配慮したい」としていた公共事業費は、3月補正と合わせて、09年度当初(1697億円)を上回る1700億円程度を確保する模様だ。
 10年度当初予算案は12日に正式発表され、19日開会する3月定例県議会に提案される。
 
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