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観測ロケット打ち上げ成功 内之浦宇宙空間観測所
(2010 08/31 15:00)
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日午前5時、観測ロケットS520−25号機を肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた。重力がほとんどない電離層中で、長さ約300メートルの導電性テザー(テープ)の伸展、ロボットの姿勢制御などの実験を行った。宇宙機構は「一部の制御が正常に行われなかったが、実験は成功した」と発表した。
 ロケットは打ち上げから約10分間、搭載した実験装置でデータを取得。4分43秒で最高高度309キロに到達し、内之浦南東海上530キロ地点に着水した。
 導電性テザーは、ロケット親機から分離した子機をつないで約1分20秒で伸び、高速伸展実験に成功した。一方、伸ばしたテザーでプラズマを収集する実験では、高電圧制御が正常に働かなかった。
 宇宙科学研究所宇宙航行システム研究系教授の石井信明観測ロケット実験室長は「テザーに電流が流れず、プラズマを多く集められなかったが、テザー伸展やロボットの姿勢制御実験などはすべて成功した。今後の開発、研究に生かしたい」と話した。
 同機は当初2009年8月に打ち上げ予定だったが、実験装置の異常や悪天候のため、3回延期されていた。
 
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九電20100730
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