門倉利運(和田聰宏)=『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』(2026年3月13日公開)(C)野田サトル/集英社 (C)2026映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
野田サトルによる人気漫画を実写化した映画シリーズ第2弾『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』(2026年3月13日公開)に、新キャストとして俳優・和田聰宏が出演することが明らかになった。和田が演じるのは、網走監獄の看守部長・門倉利運。作中でも屈指の“やる気がないけれど妙に色気のあるオッサン”として知られ、今回そのキャラクタービジュアルも初公開された。
【動画】映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』初解禁映像
本作の舞台は明治末期の北海道。莫大なアイヌの埋蔵金をめぐる一攫千金ミステリーと、厳しい大自然を背景に、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクションが展開される。そして、闘いの舞台は、すべての謎を知る「のっぺら坊」が収監された、網走監獄へ――。
山崎賢人(※崎=たつさき)が前作に続いて主演を務め、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎(※柳=木へん夘)、大谷亮平、中川大志、北村一輝、池内博之、井浦新、玉木宏、舘ひろしら豪華キャストが名を連ねる。
物語の中でも重要な局面となる「網走監獄襲撃編」で欠かせない存在が門倉利運だ。凶運の星のもとに生まれ、網走監獄の激戦に巻き込まれるのみならず、埋蔵金争奪戦へと否応なく巻き込まれていく。
制作陣は和田の起用について「網走監獄襲撃編と言えばこの人抜きでは語ることが出来ない、門倉看守部長。数多くの作品で役に溶け込んできた“今”の和田さんだからこそ、脱力感と人間味のある愛されキャラクターを見事に表現してくれた」とコメント。「前作から参加していたかのような溶け込み具合で、現場を常に和ませてくれた。物語を大いにかき回すキーマンとなっていますので、期待してほしい」と太鼓判を押した。
和田自身も起用について「40代後半に入った今、門倉利運を演じるご縁をいただけたのは本当にうれしい」と語り、「途中参加なので正直プレッシャーもありましたし、“くたびれた、やる気がないけど色気のあるオッサン”をうまく演じられているのか不安でしたが、撮影中にスタッフから『和田さんの門倉、好きですよ』と言われた時は心底ホッとしました」と振り返った。