たのし味(み)めぐり

清流育ちのアユのだし

そば処にいな

2021/06/11 掲載


 「蒲生での昼食は、にいなの手打ちそばと決めている」というファンの声をよく聞く。地元の川で育ったアユを使っただしが特徴。定番はかけそば(600円)や、鶏肉やシイタケの含め煮などがのった特製そば(750円)だ。
 炭火で焼き干したアユをベースに、昆布や煮干しを加えたアユだしは、甘みがあってバランスが絶妙。作家の司馬遼太郎さんも好んで何度も訪れた。「翔ぶが如く」と揮毫(きごう)した色紙も残る。
 元は食堂で1932年に開業。4代目の新名豊さん(44)は「蒲生は水がいい。温かいそばも、かつおだしの冷たいそばも味わいがある」と語る。母親のリョウ子さん(77)が作る食堂時代からの酒まんじゅう(100円)も人気。

LOCATION
【住所】姶良市蒲生町上久徳2546の3

【電話】0995(52)0028

【営業時間】午前11時半~午後3時

【休み】木曜日