2019年度
南日本文学賞は郷土の文芸振興を目的に1973年創設。
鹿児島、宮崎県在住または出身者などの小説・評論、詩の中から最も優秀な作品に贈られます。南九州や奄美に材を取った作品は居住地・出身地を問いません。
選考委員
選考委員の3氏が候補作の中から受賞作を決めます
又吉 栄喜 (またよし・えいき)
1947年、沖縄県浦添市生まれ。琉球大学を卒業後、浦添市役所に勤めながら小説を書き始め、「ジョージが射殺した猪」で77年度九州芸術祭文学賞最優秀作、80年「ギンネム屋敷」ですばる文学賞、96年「豚の報い」で芥川賞を受賞。「果報は海から」「人骨展示館」「呼び寄せる島」「漁師と歌姫」ほか。著作は英、仏、伊語にも翻訳されている。浦添市在住。
町田 康 (まちだ・こう)
1962年大阪府生まれ。97年に「くっすん大黒」でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、05年「告白」で谷崎潤一郎賞など。詩人でもあり、01年に「土間の四十八滝」で萩原朔太郎賞を受賞。パンクバンド「汝、我が民に非ズ」のボーカルとしても活動する。静岡県在住。
三角 みづ紀 (みすみ・みづき)
1981年鹿児島市生まれ。東京造形大学在学中に現代詩手帖賞、2005年第1詩集「オウバアキル」で中原中也賞、06年刊「カナシヤル」で南日本文学賞と歴程新鋭賞。14年「隣人のいない部屋」で萩原朔太郎賞を史上最年少で受賞。朗読や作詞など多彩な表現に取り組み、16年4月から「南日詩壇」選者も務める。北海道在住。
関連記事

南日本文学賞贈賞式 受賞の江さん、次作に意欲

(2020-03-25)
賞状を受け取る江史人さん=鹿児島市の南日本新聞社
賞状を受け取る江史人さん=鹿児島市の南日本新聞社
 2019年度南日本文学賞(南日本新聞社主催)の贈賞式が25日、鹿児島市の南日本新聞会館であった。小説「コールドムーン」で受賞した東京都北区の自営業、江(ごう)史人(ふうと)さん(56)=本名・江口良史、都城市出身=に、賞状と副賞30万円が贈られた。
 式では南日本新聞社の佐潟隆一社長が「テンポの良さに都城の方言の優しさ、懐かしさが加わった。受賞が『作家への道』の後押しとなれば。これからの旺盛な執筆活動に期待する」とあいさつし、賞状を手渡した。
 江さんは「うれしかったと同時に、選ばれた責任を感じている。選考委員の言葉を糧に、次の作品で責任を果たしたい」と喜びを語った。
(記事全文は26日付南日本新聞373るモバイルサイトでご覧になれます)
主催 南日本新聞社