時計 2020/11/26 04:30

キラキラ輝く姿ファンに 「つらいときもあるが、楽しいから頑張れる」

AKB48チーム8鹿児島県代表 藤園麗
 「応援していて楽しいとファンが思えるアイドルになりたい」。ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」の画面越しでも伝わるほどキラキラとした瞳で語る。国民的アイドルグループ「AKB48」を構成するチームの一つで、全国のファンのところへ「会いに行くアイドル」を掲げるチーム8の鹿児島県代表だ。
©AKB48
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 チーム8は各都道府県を代表するメンバーで2014年に結成され、地域に密着した活動も手掛ける。しかし今年は新型コロナウイルス禍でコンサートは中止や延期が相次いだ。2代目の県代表となり3年目を迎えたが「4月から高校生になったのにまだ一度もファンに会えていない」と残念がる。それでも「以前より学校に行くことができている。クラスの人たちとも仲良くなれた」と前を向く。

 活動内容は大きく変化した。ファンやメンバーとの交流は、会員制交流サイト(SNS)や動画配信サービス「SHOWROOM」を通じた形が中心に。握手会はウェブ会議システムなどを活用した「お話し会」に変わった。デビュー2周年を記念し、元AKBスタッフと自主製作したショートムービーも公開。10月末には、鹿児島労働局の一日訓練室長を務めるなど活動の幅を徐々に広げている。

 幼い頃からかわいい衣装やダンスに憧れ、テレビで芸能人やアイドルを見ているうちに「私もそこに入りたい」との気持ちが募った。小学6年生のときに芸能活動を強く意識。チーム8の県代表アイドルを募集するテレビコマーシャルを見て応募を決めた。中学生だった2018年に開催された「KKB夢応援フェスタ」でデビュー。「初代を推していたから応援するというファンの方もいる。他チームとは違いチーム8は地元の仕事もできる。私も頑張りたい」と張り切る。

 ファンからは「れいちゃま」と呼ばれている。デビュー時に作成したプロフィルで、呼ばれたい愛称を「れいちゃん」としていたが、先輩で神奈川県代表の小田えりなから「れいちゃま」を提案された。「公式の愛称よりなじんでしまった。かわいくて好き」

ライブに出演する藤園麗(左)ら=1月、東京(©AKB48)
ライブに出演する藤園麗(左)ら=1月、東京(©AKB48)
 「憧れの存在だったグループに入るまで、ファンとしてまぶしく輝くところしか見ていなかった」と振り返る。「輝ける時間は一瞬。1時間半のライブのために、何十日ものレッスンがある。つらいときもあるが、楽しいから頑張れる」。放課後にはボイストレーニングやダンスレッスンにも個人で通い磨きをかける。

 目標は、新曲ごとに変わる「選抜メンバー」に入ることで「キラキラ輝く姿をファンに届けたい」と願う。「鹿児島は黒豚や白熊といったおいしい食べ物や世界遺産もあるすてきな場所。コロナ禍で大変な時期だけど、落ち着いたら遊びに来て」と県外のファンにも呼び掛ける。

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 ふじぞの・れい 2005年生まれ。アイドルグループAKB48チーム8の鹿児島県代表を務める。県内在住。写真共有アプリ「インスタグラム」やツイッターで鹿児島をPRする。
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