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( 6/20 付 )

 今月に入って、花屋の店先でヒマワリが目立つようになった。一足早い夏を感じさせてくれる花材は、父の日ギフトに人気という。黄色は父の日のシンボルカラーでもある。

 愛する人の幸せを願う色とされ、「楽しさ」や「希望」などの意味もある。1981年に設立された日本ファーザーズ・デイ委員会が「お父さんへの感謝を黄色いリボンに託して贈り物をしよう」と呼び掛けてきた。

 日本生命のアンケートで今年は64%がプレゼントを贈ると答えた。母の日より10.2ポイント低い。都道府県別でみると、鹿児島県は84.4%で、沖縄県に次いで多かった。先祖や親を大事にする土地柄が影響しているのかもしれない。

 家事や育児参加との関係についても調べている。夫や父親が積極的に取り組むと答えた人ほど贈り物をする傾向が見られた。鹿児島のお父さんたちはどうだろう。家庭での姿も感謝の気持ちにつながっているのなら喜ばしい。

 改正育児・介護休業法が成立した。子どもの誕生直後に父親が休みを取りやすくする「男性版産休」の新設が柱だ。企業には性別を問わず、対象の従業員一人一人に取得を働き掛けるよう義務付ける。

 育休取得率は女性の83%に比べ、男性は8%にも届かない。言い出しにくい雰囲気や上司の理解不足があると聞く。パパたちが、存分に新しい命と向き合える環境を社会全体でプレゼントしたい。