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 明日がある。坂本九さんの歌ではないが、3連休の中日は気持ちに余裕がある。きょうはそんな日になるはずだった。自宅にある19日が赤文字のカレンダーを見て、ちょっぴり損した気分になる。

 本来は「海の日」だった。東京五輪の延期に伴う祝日変更で22日に移された。開会式がある23日は10月の「スポーツの日」を持ってきて4連休にした。交通渋滞の緩和や警備の円滑化が目的という。

 一番がっかりしているのは、子どもたちかもしれない。夏休みと重なった上、10月唯一の祝日がなくなってしまう。休みをしっかり取りたいのは、大人も子どもも変わらない。

 今注目されているのが、週休3日制だ。アイスランドで公務員らを対象に給与を減らさずに試行したところ、生産性やサービスの低下は見られなかったそうだ。仕事のストレスや「燃え尽き症候群」が少なくなり、幸せを感じるようになったとの声が印象に残る。

 わが国も6月に決定した骨太方針に、選択的週休3日制の導入促進を盛り込んだ。こちらは兼業・副業の普及が併記されているせいか、さらに働かせるための休みに感じてしまう。幸福度は上がるだろうか。

 週末の4連休をどう過ごそう。テレビで五輪の熱戦を楽しむもよし、2度目となったコロナ禍の夏の過ごし方を家族で考えるもよし。本格化する暑さを乗り越えるための英気を養いたい。よい休日を。