日本人のペット、8年連続ネコがイヌを上回る 2021年・ペットフード協会調べ

日本人のペットとして不動の地位を築きつつあるネコ

日本人のペットとして不動の地位を築きつつあるネコ


 2021年のペットフード協会(東京)の全国犬猫飼育実態調査によると、猫の推計飼育数は14年から8年連続で犬を上回った。新型コロナウイルス下、猫を飼い始める人も年々増えている。

 21年10月1〜4日、全国の20〜79歳の男女にインターネットで調査。5万人から得た回答を集計した。

 21年の猫の推計飼育数は894万6000匹。犬の710万6000匹を大きく上回った。13年以降、猫が緩やかな増加傾向にあり、犬は減少傾向をたどっている。うち新規飼育数も猫は48万9000匹と、犬の39万7000匹に差を付けた。猫が18年から4年連続で増えているのに対し、犬は横ばいだった。

 コロナ後に猫を飼い始めた人は、飼育による良い影響を「毎日の生活が楽しくなった」「寂しさを感じることが減った」と回答。新規飼育数は犬猫ともコロナ前に比べ増えている。同協会は「コロナがペットを飼うきっかけになっていることが伺える」と分析した。

 協会は21年の調査から単身世帯の割合を実態に近づける集計方法に変更。13年以降のデータを集計し直した。その結果、調査を始めた1994年以降、猫の推計飼育数が犬を初めて上回ったのは、当初の2017年から14年になった。


グラフ・猫と犬の飼育頭数の推移

グラフ・猫と犬の飼育頭数の推移