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台風19号 鹿児島県内、23日まで強風域か

(2018/08/22 00:30)
強風で揺れる海沿いの街路樹=奄美市名瀬
 非常に強い台風19号は21日、奄美地方と種子・屋久地方を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら、奄美大島の東側の海上を西寄りに進んだ。十島村中之島で観測史上最大となる最大瞬間風速50.1メートルを観測。県内全域が風速15メートル以上の強風域を抜けるのは23日午前の見込み。強い台風20号が23日に九州の東海上を北上するため、大隅や種子・屋久で大雨や強風の影響が長引く恐れがある。
 鹿児島地方気象台によると、奄美と種子・屋久は22日朝までに暴風域を抜ける見込み。暴風や土砂災害、低地の浸水、河川の氾濫、うねりを伴う高波に警戒を呼び掛けている。
 22日の予想最大風速は十島村45メートル(最大瞬間風速60メートル)、種子・屋久35メートル(同50メートル)、奄美北部30メートル(同45メートル)、奄美南部25メートル(同35メートル)、本土15メートル(同30メートル)。22日午後6時までの24時間雨量はいずれも多い所で、種子・屋久と十島村300ミリ、奄美北部250ミリ、本土200ミリ、奄美南部180ミリの見込み。
 県によると、21日午後9時までに、十島村、三島村、大和村が避難勧告を発令した。奄美市では、割れた窓ガラスの破片で女性が手の指を切るけがをした。
 九州電力によると、同日午後11時現在、奄美市や大和村で約1万9800戸が停電している。鹿児島空港発着の離島便や海の便は軒並み欠航した。県内のJR線を含め、22日も影響が残る見込み。
 21日午後9時現在、台風19号は奄美大島の北北東約70キロの海上を時速25キロで西北西へ進んだ。中心気圧950ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は45メートル(最大瞬間風速は60メートル)。中心の半径150キロ以内が暴風域、中心の東側440キロと西側300キロ以内が強風域となっている。
 台風20号は東京・小笠原諸島近海を時速30キロで北西へ進んだ。中心気圧は970ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は35メートル(同50メートル)。中心の半径110キロ以内が暴風域、東側560キロと西側280キロ以内が強風域。
台風進路予想
台風情報
2018年08月22日 07時00分

台風19号
大きさ非常に強い
強さ
中心気圧950hPa
最大風速45m/s
最大瞬間風速60m/s
暴風域半径 150km
強風域東  410km
西  300km
存在地域奄美大島の北西 約220km
進行方向北西
速度20km/h
台風20号
大きさ強い
強さ
中心気圧965hPa
最大風速40m/s
最大瞬間風速55m/s
暴風域東  170km
西  110km
強風域東  560km
西  280km
存在地域父島の南南西 約430km
進行方向北西
速度30km/h
雨雲レーダー
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南西諸島周辺
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