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3年ぶり行動制限ない盆休み「3歳児連れて初の遠出」「世界遺産の島に家族旅行」 鹿児島県内の海、山にぎわう 夜の天文館は客足まばら

(2022/08/14 07:30)
マテリヤの滝をバックに記念撮影する家族=13日午後、大和村名音
マテリヤの滝をバックに記念撮影する家族=13日午後、大和村名音
 3年ぶりに新型コロナウイルス対策の行動制限がないお盆を迎えた13日、鹿児島県内の行楽地は帰省客や観光客でにぎわった。

 世界自然遺産登録地のマテリヤの滝(大和村名音)は、レンタカーや県外ナンバーの島外客が目立った。鳥のさえずりや水音がうっそうとした森に響く中、子どもは遊歩道沿いの渓流で歓声を上げ、親子連れやカップルが滝つぼをバックに記念撮影していた。

 奈良県生駒郡の会社員本田由美子さん(61)は還暦を祝い、大阪の娘家族と3泊4日の日程で奄美大島を観光中。シュノーケリングや海水浴を楽しんだといい、「滝周辺の森が深い。とても涼しくて気持ちがいい」と喜んだ。

 阿久根市沖の阿久根大島海水浴場には晴れ間がのぞいた午前、帰省客や行楽客らが次々に渡し船に乗って上陸。波と戯れたり、シカと触れ合ったりして無人島の開放感を満喫した。

 例年最もにぎわう時期だが、コロナ前と比べると少なめ。延岡市のアルバイト富山千晶さん(26)は「3歳の長男を連れた初めての遠出。感染が怖いので屋外で過ごせる島を選んだ」と笑顔を見せた。

 鹿児島市天文館では日中、氷菓子「白熊」を求め、家族連れが長蛇の列を作った。大阪から観光で来た内匠(たくみ)節子さん(78)は「数年ぶりに食べる白熊がこんなにおいしいとは」。

 コロナ感染が拡大していることもあり、天文館の夜の客足はまばら。居酒屋「みなとや」の田渕祐太代表は「昨年の盆と変わらない」という。中学時代の友達と“プチ同窓会”で店を訪れた横浜市の大学生高野真吾さん(21)は「行動制限がないとはいえ、節度を持って楽しみたい」と話した。