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【特別版:後編】今、注目は奄美群島!~アンケート結果から“熱い”奄美がみえてきた~

author: 奄美なひととき編集部(更新日:2013年2月21日)

>> 前編はこちら

1月25日~27日に、 桜島降灰速報メール の「桜島アンケート」において『今、注目は奄美群島!』というタイトルで奄美群島に関するアンケートを実施しました。3日間という短いアンケート期間にも関わらず、408名から回答が寄せられ、奄美群島への注目度の高さが感じられました。今回の「奄美なひととき」は、アンケート結果を交えながら奄美群島をご紹介する特別版でお送りします。

右は、回答者の属性を表したものです。桜島降灰速報メールのユーザーということで居住エリアは鹿児島県本土が中心ですが、30代・40代を中心に幅広い層から回答を寄せていただきました。選択式の設問だけでなく、フリーコメント欄にも本当にたくさんの声が寄せられました。それらを交えながら、奄美のトピックや魅力を探っていきます。

アンケート回答者の属性

全体 ~20代 30代 40代 50代 60代~
全体 408 33 134 137 72 32
男性 183 8 49 58 44 24
女性 225 25 85 79 28 8
伊仙町の闘牛

徳之島伊仙町の闘牛大会。島民はもとより、多くの観光客も熱気に包まれながら観戦する【撮影/犬塚 政志】

みんなのおすすめ、奄美の魅力!

Q4.行ったことがある人も無い人も、あなたが次に奄美群島を旅するなら、どれを楽しみにしますか?【複数回答可:投票総数1155票(男性496 女性659)】
  • 1.癒しの時間をのんびり過ごす=267票(23.1%)
  • 2.グルメやお酒、スイーツを堪能する=220票(19.0%)
  • 3.トレッキングや自然散策を楽しむ=196票(17.0%)
  • 4.紬や工芸品に触れる=172票(14.9%)
  • 5.伝統行事や歴史文化に触れる=147票(12.7%)
  • 6.マリンスポーツを楽しむ=140票(12.1%)
  • 7.その他・そもそも興味がない=13票(1.2%)

投票総数1155票で、一人当たりの平均投票数は2.83票でした。ここでは、前編の「Q3.あなたは飛行機派?フェリー派?」をもとに、奄美群島へ『行ったことがある(男女)』『行ったことがない(男女)』という属性の分け方をしていますが、属性による平均投票率のブレはさほど大きくはありませんでした。他方、複数回答が可能でしたので、行ったことがある人からの「次に」だけでなく「次も楽しみたい」という意見も反映されていると考えます。

全体の得票順位に沿って、属性別の傾向やたくさん寄せられたフリーコメントを交えて紹介していきたいと思います。なおコメントの紹介者の属性については「(行ったことが)ある・なし、性別・年代」の順で表示しています。


[アンケート結果 第1位]癒しの時間をのんびり過ごす

大浜海岸の夕日さすがに“南の島”、癒しのリゾートのイメージが強いのか、行ったことがある人も無い人も、男女問わず高い支持を寄せています。もっとも高い得票率を集めたのが、行ったことのない男性(25.0%)。疲れているのですね…さあ今すぐ奄美群島に癒されに行きましょう!

「何もしない、という最高の贅沢な時間(ある・男性・40代)」「海を見ながらまったり過ごす(ある・女性・40代)」といったコメントに加えて、おすすめの癒されポイントとして「なんといっても加計呂麻島(ある・男性・50代)」や喜界島の「サトウキビ畑のある一本道(ある・女性・20代)なども寄せられました。写真は、奄美市大浜海岸の夕日です。こんなシーンで一日が終わったら、さぞかし胸が熱くなるのでしょうね。

全体 行ったことが
ある
行ったことが
ない
全体 267
(1)23.1%
175
(1)22.8%
92
(1)23.7%
男性 110
(1)22.2%
83
(1)21.4%
27
(1)25.0%
女性 157
(1)23.8%
92
(1)24.3%
65
(1)23.2%
※( )内は各属性における得票順位
※パーセンテージは各属性における得票率


[アンケート結果 第2位]グルメやお酒、スイーツを堪能する

シマバナナやはり「旅」とは切っても切り離せない「食」、得票率の高さに加えて、属性ごとのブレがない抜群の安定度が目を引きます。ただ、グルメと言えば女性、という感覚からすると、最も高い得票率が行ったことのある男性(19.6%)というのは意外。黒糖焼酎を片手に島料理、という感じなのでしょうか。その気持ち、よく、わかります。

コメントをのぞくと「鶏飯」と「黒糖焼酎」をプッシュする声が多数で、さすがのネームバリューといったところ。大隅出身という方からは「鶏飯は給食に出ていました。ぜひ島で食べてみたい(ない・女性・20代)」というコメントが。鶏飯や油ぞうめんと並んで「アオサの天ぷら(ある・男性・30代)」を強くおすすめしてくれた方もいました。フルーツ派からは「アテモヤなどのトロピカルフルーツ(ある・男性・30代)」などのコメントも。写真は島バナナ、小さな実に甘さがぎっしりです。

全体 行ったことが
ある
行ったことが
ない
全体 220
(2)19.0%
146
(2)19.0%
74
(2)19.1%
男性 96
(2)19.4%
76
(2)19.6%
20
(3)18.5%
女性 124
(2)18.8%
70
(2)18.5%
54
(2)19.3%
※( )内は各属性における得票順位
※パーセンテージは各属性における得票率


[アンケート結果 第3位]トレッキングや自然散策を楽しむ

沖永良部島の昇竜洞昨今のトレッキングやランニング、ウオーキングブームを反映したような結果が出ています。行ったことがないという人、特に男性の得票率(21.3%)が目立ちます。行ったことがない男性といえば、「癒しの時間をのんびり過ごす」でも最も高い得票率を集めていました。疲れている人は癒しを求めて、元気な人は自然散策に、さあ奄美群島へ。

コメントでは「素晴らしい(o^∀^o)(ある・30代・女性)」など沖永良部島の昇竜洞(写真提供:知名町役場)を推す声が多数。「湯湾岳公園(ある・女性・50代)」や「マングローブの森の散策(ある・男性・30代)」もおすすめとのこと。「朝日と共に始まるアカヒゲの大合唱(ある・男性・40代)」なども魅力的ですよね。奄美群島のあちこちで開催されるトライアスロンやマラソンなどのスポーツイベントにも注目が集まっていました。

全体 行ったことが
ある
行ったことが
ない
全体 196
(3)17.0%
125
(3)16.3%
71
(3)18.3%
男性 85
(3)17.1%
62
(3)16.0%
23
(2)21.3%
女性 111
(3)16.8%
63
(3)16.6%
48
(4)17.1%
※( )内は各属性における得票順位
※パーセンテージは各属性における得票率


[アンケート結果 第4位]紬や工芸品に触れる

2013紬美人の福澤文香さん女性からの人気をうかがわせる結果となりました。美しい織物や工芸品は、やはり女性の気持ちをとらえますよね。一方で、行ったことがある男性が、行ったことがない男性に比べて得票率が高く「前回はいけなかったけど、次回は」という感じが読み取れます。
 コメントでは大島紬に関するものが多く「テレビで大島紬の技の細かさに驚きました(ある・女性・20代)」「言葉では言い表せない美しさ(ある・女性・50代)」などが寄せられました。写真は2013の紬美人に選ばれた福澤文香さん(写真提供:本場奄美大島紬協同組合)。素敵の一言です。
 徳之島の「夜光貝のアクセサリー作り体験(ある・女性・30代)」をおすすめする声も。食材としてもおいしいという夜光貝ですが、研磨することで真珠のように輝き、貴重な工芸素材になるそうです。一方で、生息数の減少も危惧されているのだとか。

全体 行ったことが
ある
行ったことが
ない
全体 172
(4)14.9%
110
(4)14.3%
62
(4)16.0%
男性 62
(6)12.5%
51
(6)13.1%
11
(5)10.2%
女性 110
(4)16.7%
59
(4)15.6%
51
(3)18.2%
※( )内は各属性における得票順位
※パーセンテージは各属性における得票率


[アンケート結果 第5位]伝統行事や歴史文化に触れる

大和村の豊年祭南方ならでは熱気とその裏返しのような哀愁。島唄や踊り、行事に見られる独特の雰囲気に、奄美群島の魅力を感じている人は多いようです。行ったことのある男性の得票率が高いのは「はまった」ことを示しているのかもしれません。

「奄美の夏祭りの舟漕ぎがオススメ。かなり盛り上がります(ある・女性・20代)」「歴史ある徳之島の闘牛(ある・男性・60代)」と熱気あふれる祭りをプッシュする声もあれば、「島唄の染み渡る調子で涙が出た(ある・女性・40代)」という声も。写真は、大和村の豊年祭のひとコマ。相撲も盛り上がる行事のひとつだそうです。「諸鈍シバヤ」や「ショチョガマ」「平瀬マンカイ」といった国の指定重要無形民俗文化財にもコメントが寄せられました。

全体 行ったことが
ある
行ったことが
ない
全体 147
(5)12.7%
94
(6)12.3%
53
(5)13.7%
男性 71
(4)14.3%
56
(4)14.4%
15
(4)13.9%
女性 76
(5)11.5%
38
(6)10.0%
38
(5)13.6%
※( )内は各属性における得票順位
※パーセンテージは各属性における得票率


[アンケート結果 第6位]マリンスポーツを楽しむ

樹齢400年の喜界ハマサンゴ行ったことがある人の得票率とない人の得票率が大きく違う面白い結果となりました。ひとつにはアンケート時期が冬で、海のイメージが弱くなったというのもあるのかもしれませんが、「やったらはまる」というリピート率の高さを想像させます。

「与論島の百合が浜での星形の砂拾い(ある・男性・30代)」や「素潜りで簡単に出会える熱帯魚(ある・女性・20代)」といった海遊びから、シーカヤック、スキューバダイビング、グラスボードなど、たくさんのアクティビティなどたくさんのコメントが寄せられました。写真は、喜界沖の樹齢400年ともいわれるハマサンゴ。すごい迫力です。その他、釣りを推す声も多く、釣り場としての人気の高さもうかがえました。

全体 行ったことが
ある
行ったことが
ない
全体 140
(6)12.1%
108
(5)14.1%
32
(6)8.2%
男性 65
(5)13.1%
55
(5)14.2%
10
(6)9.3%
女性 75
(6)11.4%
53
(5)14.0%
22
(6)7.9%
※( )内は各属性における得票順位
※パーセンテージは各属性における得票率


梅雨明けの喜界島

梅雨が明け、さっそく夏の日差しが照りつける喜界島。飛び込みに少年たちの歓声が上がる【撮影/犬塚 政志】

人と自然が癒してくれる島

どのくらい回答が寄せられるかわからないまま実施したアンケートでしたが、たくさんの方に回答をいただきました。また、何より、寄せられたコメントの多さにも驚かされました。

日本復帰60周年を迎える年に、世界自然遺産の国内暫定リストが決まるなど、注目が集まりつつある奄美群島。アンケートを通じても、熱い視線が注がれていることが感じられました。同時に、このチャンスを生かしてもっと奄美を発信して欲しい、というエールもたくさん寄せられました。また「定年後は奄美でのんびり暮らすのが小さな夢(男性・40代)」や「1週間以上滞在して『住む』を体験したい(女性・30代)」など、行ったことがある人を中心に長期滞在や定住に興味を持っている人も多く、さらに「長期滞在できる自炊型の宿泊施設をたくさん作ってアピールすれば(女性・50代)」という具体的な提言もありました。

最後になりますが、実は一番多かったコメントが「人」に関するものでした。「バス停まで走っている私を見て、バスが待っていてくれた(女性・20代)」というエピソードや「島口(島の方言)を耳にし、人と触れ合うだけでもおすすめ(女性・40代)」といった人の温かさやつながりに心惹かれたという感想が多数寄せられました。それぞれの地域に根づく、助け合いや相互扶助を意味する「結(ゆい)」の心に触れたのでしょう。島の持つ癒しの雰囲気は、自然だけじゃなく人が生み出しているのですね。

この『奄美なひととき』は、ひとりでも多くの皆さんに奄美の島々へ興味を持っていただき、興味を持ったらぜひ旅して欲しいという思いで連載している奄美群島応援コンテンツです。お寄せいただいた情報やエールも大いに参考にさせていただいて、今後も楽しく展開してまいります。アンケートに回答いただいた皆さん、そして読んでいただいた皆さんに感謝!そしてこれからも奄美を盛り上げていきましょう!




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