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諸鈍シバヤ 2009年10月26日

2009年10月27日

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 国の重要無形民俗文化財「諸鈍シバヤ」が2009年10月26日、鹿児島県瀬戸内町諸鈍(加計呂麻島)の大屯(おおちょん)神社であった。住民や大勢の観客が集まり、平家の落人が約800年前に伝えたとされる民俗芸能を楽しんだ。
 出演者はすべて男性で、紙の仮面をかぶって演じるのが特徴。保存会が旧暦9月9日に毎年開いている。8月には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産リストの登録候補になった。
 男衆は近くの浜でみそぎを済ませた後、躍動感のある棒踊りや、シシを退治する「シシキリ」など、多彩でユーモラスな演目を次々と披露。大太鼓を響かせて豊作を祈る「タカキ山」で締めると、大きな拍手に包まれた。(南日本新聞)