アマミ“ノ”クロウサギ 「の」か?「野」か?、解けぬ命名の謎

(2019/01/07 13:00)
 アマミノクロウサギは、希少種が数多く生息し世界自然遺産登録を目指す奄美、徳之島の象徴的存在だ。およそ100年前に名付けられた名前には、いまだ解明されていない謎がある。なぜ、アマミ“ノ”クロウサギなのか-。アマミトゲネズミ、アマミヤマシギなど、代表的な固有種のほとんどにノは付かない。ノはどこからやって来たのか。
 複数の専門家によると、アマミノクロウサギが初めて文献に登場するのは、1920(大正9)年の天然記念物調査報告だ。鳥類学者の内田清之助がまとめたもので表記はひらがな。「色黒ク耳短ク外観上普通ノ兎ト著シク異レリ」と紹介している。
 それ以前は「アマミノウサギ」と記した動物調査がある。当時の分類は、家畜を示す「家兎(かと)」と、野生の「野兎(やと)」を区別しており、アマミノウサギ=奄美野ウサギ、と解釈できる。
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