「北方領土の日」4島返還消さないで、元択捉島民が訴え 鹿児島市

(2019/02/07 13:00)
「今夏こそは択捉に行くためにリハビリに励んでいる」と話す元択捉島民の桑木野克己さん=鹿児島市薬師2丁目
 7日は、北方領土返還を啓発するため制定した「北方領土の日」。日本政府内には、ロシアとの交渉で、「色丹島」と「歯舞群島」の2島引き渡しで決着を図る案が浮上している。幼少期を択捉島で過ごした鹿児島市の桑木野克己さん(81)は「4島返還の可能性は消さないで」と訴えている。
 1937(昭和12)年、根室市生まれの桑木野さんは、5歳まで択捉島中部の紗那(しゃな)村で過ごした。終戦前に父親の出身地の鹿児島に戻り、島での記憶は薄れつつあるものの、両親から「クジラ漁の拠点で、魚が豊富でいいところ」と聞かされてきた。
 十数年前、元島民団体からの誘いをきっかけに、署名などの返還活動に参加。古里を追われた元島民と話す中で、「返還を実現させ、自由に択捉を訪れたい」との思いを強くしたという。
(記事全文は7日付南日本新聞おはようネット県外版モバイルサイトでご覧になれます)