「カルメン」1400人魅了 宝山ホール

(2019/03/11 13:46)
愛や狂気を情熱的に歌い、演じる出演者=10日、鹿児島市の宝山ホール
 南日本音楽祭・鹿児島オペラ協会定期公演「カルメン」(同協会、南日本新聞社主催)が10日、鹿児島市の宝山ホールであった。19世紀前半のスペイン・セビリアを舞台に、自由奔放な女性カルメンと青年ドン・ホセの恋と破局を情熱的に歌い、1400人を魅了した。
 ビゼー作曲、全4幕。生真面目な伍長ホセはカルメンのとりこになるが、彼女の心は闘牛士エスカミーリョに移ってしまう。ホセの狂気や、死を覚悟で愛を貫くカルメンの心情を、鹿児島交響楽団の演奏にのせ、豊かな歌声で表現した。
 田上小2年の小島凜さんは「歌がかっこよかった」。祖母の福重千恵子さん(68)は「孫と楽しい時間を過ごせた」と話した。
 児童合唱に出演した松元あかりさん=阿久根市立山下小3年=は、姉の莉乃さん=同6年、ダンカイロ役の父祐一さん(43)と初の親子共演。「お父さんにアドバイスをもらって練習した。お客さんからの拍手がうれしかった」と笑顔を見せた。