第103回二科展が開幕 17日まで黎明館

(2019/03/11 14:30)
西健吉さんの作品解説に聞き入る来場者=10日、鹿児島市の黎明館
 第103回二科展(二科会、南日本新聞社主催)が10日、鹿児島市の黎明館で開幕した。東京で開かれた本展の巡回作に地元作家の作品を加えた、現代的な感覚が魅力の約350点が来場者を楽しませている。17日まで。
 絵画、彫刻、写真、デザインの4部門。絵画のコーナーは、自転車に乗る人を明るい雰囲気で表現した作品、枯れ葉舞う風景が静物画のように見えてくる不思議な絵画など、作者の持ち味が光る多様な作品が並ぶ。2月に亡くなった鳥取政昭さん=鹿屋市、昨年死去した有水基雄さん=同、犬童次夫さん=鹿児島市=ら二科展で活躍し、鹿児島の美術界をけん引した作家の遺作も展示された。
 初日は二科会理事、西健吉さん(78)の作品解説があり、「分かりやすい写実的描写から抽象までモダンな感じの作品を楽しんでほしい」と呼び掛けた。
 土日は会員らのギャラリートークがある。一般700円、大学・高校生400円、中学生以下無料。月曜日休館。