新型コロナ感染者、鹿児島県で初確認

英国在住の40代女性
(2020/03/27 09:03)
県内初の感染者について説明する三反園訓知事=26日午後11時45分、鹿児島県庁(税所陸郎撮影)
 鹿児島県は26日、英国在住で、県出身の40代会社役員女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。女性は23日に帰国していた。鹿児島県内での感染確認は初めて。これで九州7県全てで感染が確認された。
 女性は23日、英国からパリ経由で成田空港に到着。羽田空港を午後4時ごろ出発し、鹿児島空港に着いた。迎えに来た姶良市の30代男性会社員の車で男性宅へ向かい、夕食後に発熱。38.6度の熱とせきの症状があった。
 25日午後、姶良保健所に健康相談し、26日に県内の帰国者・接触者外来を受診。検査を受け、午後10時半すぎに陽性が判明した。同日朝37.2度の熱があったが、せきなどの症状はなく、重症ではないという。県内の感染症指定医療機関に入院している。
 23日午後7時頃、移動中にタイヨー重富店(同市)で夕食を購入している。鹿児島滞在中は常時マスクを着用していた。
 一方、男性は24日、同市内の会社にマスクを着用して出勤した。25日は休みで、26日は女性を帰国者・接触者外来に送った後は自宅で待機していた。現在、症状は出ていないという。27日午前に検査を受ける予定。
 三反園訓知事は会見で「女性は英国で感染したと推察できるが、調査中」とし、「引き続き手洗いやせきエチケットを徹底し、冷静に対応してほしい」と訴えた。
 県は27日未明、対策本部会議を開き、今後の対応を話し合った。