ドルフィンポート解体進む 鹿児島市

(2020/04/30 06:30)
重機などによる解体作業が進むドルフィンポート=鹿児島市住吉町
 3月末で営業を終えた商業施設ドルフィンポート(鹿児島市本港新町)の解体工事が進んでいる。約3万平方メートルの敷地は6月末までにさら地となり、県に返還される。
 山形屋など7社でつくる運営会社の鹿児島ウォーターフロントによると、全長300メートルの木造2階建ては、4月1日に内部解体が始まった。
 外壁なども日に日に取り壊され、近くでゲストハウス「グラシアス」を営む兒玉美智子さん(67)は「宿泊客の目印になり、夜遅くまで楽しめる場所だった。夢と希望と喜びを与えてくれて感謝でいっぱい」と惜しんだ。
 県は返還後、隣接するウオーターフロントパークと合わせた約5万3700平方メートルの観光拠点化を計画する。再開発を手掛ける民間事業者の公募を3月下旬から始める予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による「経済情勢の深刻化」を理由に2カ月遅らせた。当面はイベント用地や駐車場として活用する。