新聞から感染事例なし「リスク極めて低い」 日本新聞協会

(2020/05/22 13:00)
南日本新聞ニュース
 日本新聞協会は、新聞紙から新型コロナウイルスに感染するリスクは極めて低いとする考え方を公表した。これまで新聞紙から感染した事例は報告されていない。14日付でホームページに掲載した。

 厚生労働省によると、感染が確認された地域から積み出された物品との接触による感染報告はなく、世界保健機関(WHO)も一般的にコロナウイルスは手紙や荷物などのような物の表面では長時間生き残ることができないとしていることなどを説明している。

 鹿児島県は、ホームページに掲載した新しい生活様式の定着に向けた取り組みの中で、食事提供施設の対策として「ウイルスが付着する可能性がある新聞・雑誌を撤去」と記載していたが、「店内の他人と共用する物品は、最低限の配置となるよう工夫」と修正した。

 南日本新聞の各販売所は、マスク着用や手洗い・手指消毒を徹底しているほか、販売所内での「3密」防止などにも努めている。

 感染症に詳しい鹿児島大学大学院の西順一郎教授(微生物学)は「通常の生活で新聞を通して感染するリスクはゼロと考えてもよい」と話した。