再開後初の週末 動物との再会に笑顔 鹿児島市の平川動物公園

(2020/05/23 23:00)
元気に動き回る動物たちの姿を見て楽しむ家族連れら=鹿児島市の平川動物公園
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため1カ月余り休園した平川動物公園(鹿児島市平川町)は23日、再開後初の週末となり、家族連れでにぎわった。マスク姿の来園者が目立ち、出入り口では連絡先の記入や手の消毒に協力。「キリンさん、会いたかったよー」。久々の“再会”に笑顔がこぼれた。

 家族5人で久しぶりの遠出となった清和小学校2年(同市)の酒匂悠真君は、思いっきり体を動かせて上機嫌。「コアラや猿の赤ちゃんと会えてうれしかった」と笑った。週5日通っていた同市原良3丁目の川路雄二さん(68)は「動物は静かな方がいいかもしれないが、楽しみながら散歩ができてありがたい」と満喫していた。

 同園では来園者の「3密」を防ぐため、触れ合い体験など全てのイベントや屋内展示は当面休止。園内あちこちに張り紙を掲げて、展示ガラスに手を触れたり密集したりしないよう注意喚起している。県外客や2週間以内に県外を訪問した人らには、入場の自粛を呼び掛けている。

 同園によると、18日に再開した後の客足は平年より低調。飼育展示課長の桜井普子(ひろこ)さん(51)は「多くの方に来てほしいが、感染防止対策には協力して」と呼び掛けた。