初夏の日差し 薩摩西郷梅丸々と さつま

(2020/05/24 23:00)
収穫を前にほんのりと赤みが差す梅の実=24日、さつま町求名
 鹿児島県本土は24日、高気圧に覆われて気温が上がり、日置市で最高気温が30.4度、さつま町で30.1度と真夏日を記録した。同町では特産の「薩摩西郷梅」が収穫期を迎え、初夏の日差しを浴びてほんのり赤く色づいた大粒の実が枝をたわませていた。25日から出荷する。

 薩摩西郷梅生産組合(竹之内孝二代表理事)の40人が約30ヘクタールで栽培する。翌日に出荷を控えた農家らは収穫や枝の剪定(せんてい)などに追われていた。今年は花の休眠期間が短かったことが生育に影響し、実の量は例年の半分ほどという。「量は少ないが、小玉から大玉まで色がきれいで質の良い梅ができた」と竹之内代表理事(64)。梅酒などに使う青梅、6月中旬から収穫予定の完熟梅ともそれぞれ約40トンの出荷を見込む。

 気象台によると、県本土の最高気温は雨予想の30日ごろを除き、平年並みか平年より高くなる見込み。気象台は熱中症に注意を呼びかけている。