運動会縮小、修学旅行延期…学校行事様変わり

コロナ対策で鹿児島県内 
(2020/05/26 09:00)
新型コロナウイルスに留意しながら開かれた運動発表会=25日、鹿児島市の皆与志小学校
 新型コロナウイルス対策のため、鹿児島県内の多くの小中学校で「春の運動会」や修学旅行など恒例行事の見直しが相次いでいる。2学期以降に運動会を延期できない一部の学校は規模を縮小し、発表会や授業参観を実施する。

 鹿児島市の皆与志小学校は25日、授業2時間を使って運動発表会を開いた。5月に校区を挙げた大運動会を予定していたことから秋開催を検討。文化祭や米作りの行事と重なったため、延期できず規模を大幅に縮小した。

 「3密」対策を徹底しようと、児童は前後左右の間隔を2メートル離して入退場した。教職員や保護者らは、マスク姿で見守った。6年の大島和子さんは「競技数は少なかったが、全力でやりきった」。本山桂三校長は「未履修をなくすため授業を進めなければならず、バランスが難しい」と明かした。

 市教育委員会によると市内78小学校のうち春の運動会を予定していた31校中7校が代替行事を実施。残りは2学期以降に延期する。

 指宿市では、4小学校が2学期に変更。残る県立指宿養護学校と大成小は27、28日に来賓を呼ばず、3時間程度に短縮して開く。大成小は来春の統廃合で校舎を改修するため秋に延期できず、保護者のみを招いて最後の運動会を実施する。

 鹿屋市では5月に予定していた2小学校、日置市では3小学校が2学期開催を決めた。

 一方、屋久島町の4中学校のうち安房と岳南の両校は長崎・福岡への修学旅行を来年度に延期し、今の1、2年生が一緒に実施する。残る2校は本年度内実施で検討中。肝付町は1学期に予定していた修学旅行などの行事を2学期に延期する。