〈前を向く〉給食は働く親たちの支え 誇りを持って

(2020/06/01 12:29)
笑顔で給食を食べる2年生の児童=21日、長島町鷹巣の鷹巣小学校
 ■給食センター調理員 永岡清美さん(63) 長島町浦底

給食センターの調理員となり32年。これだけ長く休校が続いたのは初めての経験です。学校再開後は、子どもがおいしそうに給食を食べる姿を想像しながら調理しています。

 「いつ給食が始まりますか」「毎日子どもが給食を食べたいと言ってます」。休校中、母親たちに何度も声を掛けられました。給食を待ちわびている様子がひしひしと伝わってきました。

 私自身、栄養価の高い学校給食があったおかげで、3人の子育てと仕事を両立することができました。

 給食が働く親を支えている-。今回の休校で給食の役割を改めて感じることができました。

 園児から中学生まで毎日約千人分を準備しています。今気がかりなのは、小学1年生の食べ残しが例年より多いことです。休校の影響で学校に慣れるのに時間が掛かっているのかもしれません。

 子どもの健康を預かる職場。食中毒の恐れがある生ものは自宅の食卓で控えるなど、体調管理には細心の注意を払ってきました。新型コロナウイルスの感染予防にも気を付けています。

 調理員の仕事は私の誇りです。定年まで残り2年。ブリなど地元の食材を使った「ふるさとの給食」をたくさん届けたいです。