ラジオ体操続け90年、掃除も欠かさず爽やかな汗 城山登山会

(2020/06/03 23:00)
出勤簿を確認する会員=鹿児島市の城山展望台
出勤簿を確認する会員=鹿児島市の城山展望台
一定の距離を保ちラジオ体操をする会員たち=鹿児島市の城山展望台
一定の距離を保ちラジオ体操をする会員たち=鹿児島市の城山展望台
 鹿児島市の城山展望台で、毎朝ラジオ体操を開く城山登山会(屋久蔵雄会長、80人)が創設90周年を迎えた。会員の平均年齢は70代前半。最高齢は92歳。雨の日も風の日も、標高108メートルの展望台まで20~25分かけて遊歩道や階段を登り、体操で爽やかな汗を流している。

 1930(昭和5)年5月設立。登山と体操を通し、健康の維持増進と会員同士の親睦・融和を図るのを目的に、昭和、平成、令和と三つの時代をつないできた。年会費1000円。退会は自由。

 今年で38年目という90歳女性をはじめ、5月28日は約50人が参加した。「新しい朝」がラジオから流れると、新型コロナウイルス対策で一定の間隔を空けて並んだ参加者たちが、元気よく体を動かした。

 城山周辺の住民が多いが、遠方から車で通う人もいる。吉野町から通う関祥さん(79)は「みんなと会話するのが楽しいので苦にならない。ここは通称・城山病院。『通い始めて元気になったという人は多い』」と笑った。

 早く到着したメンバーは、展望台周辺を掃除するのが決まり。ほうきの目が美しく、ごみ一つ落ちていない状態にして、すがすがしい気持ちで体操する。

 会場には“出勤簿”もあり、参加者は各自丸を付ける。5月は皆勤賞という元県職員の月野健一副会長(72)=城山2丁目=は「○が並ぶと励みになる」と満足そうな表情を浮かべた。