鹿児島市の10万円郵送申請 宛先不明で1056通返送

「該当者は速やかに連絡を」
(2020/06/04 11:00)
返送された特別定額給付金の郵送申請書(画像は一部加工してあります)=3日、鹿児島市役所
 新型コロナウイルス対策として1人10万円を給付する特別定額給付金事業で、鹿児島市が全約29万2千世帯に送った郵送申請書のうち、少なくとも1056通が宛先不明のため、市に返送されていたことが3日分かった。市は「該当者は速やかにコールセンターに連絡してほしい」と呼び掛けている。

 市民協働課によると、申請書は4月27日時点で市内に住所がある世帯を対象に、5月26日に郵便局へ送付。引っ越しの際に転出・転入届を出していないなどの理由で、返送された可能性があるとしている。

 郵便局で転送手続きを取っていれば新しい住所に届くが、送付先は住民基本台帳に基づくため、返送されれば追跡のしようがないという。一部は問い合わせを受け、該当者に届けた。市はシステムに返送の記録を残す作業を進めている。

 なりすましによる不正受給を防ぐため、該当者の本人確認には一定の手続きが必要となる。給付金の申請期限は8月末。専用コールセンター=099(808)2680。