国分の児童クラブに駄菓子屋さん 小学生が接客、会計

(2020/06/05 22:00)
駄菓子屋で売る商品を手にする子どもたち=霧島市国分中央2丁目
 霧島市国分中央2丁目の放課後児童クラブ「くまさんハウス」が施設内に駄菓子屋を開き、品出しや接客、会計を小学生に任せている。買い物に訪れる地域の人との触れ合いを通じ、コミュニケーション力を磨く成長の場になっているようだ。

 くまさんハウスは、島津義久の墓所がある金剛寺跡の前に昨春開設された。代表の永吉大希さん(42)によると、児童に好きなおやつを選んでもらおうと駄菓子を用意したのが始まり。近所の子どもたちや住民も買えるように1月から営業を始め、新型コロナウイルスの影響に伴う休業を経て6月に再開した。

 店名は「みんなで堂」。サークル活動の一環として、児童クラブを利用する国分・隼人地区7校の1~6年生60人のうち、約20人が当番制で店に立つ。広さ20平方メートルほどの店内には、10~50円の駄菓子90種類をはじめ、おもちゃや雑貨が並ぶ。

 国分小学校5年の永島田光輝君は「お金の計算が難しいけど、ちょっとずつ慣れてきた」。富隈小3年の久米村愛音(あのん)さんは「おいしいお菓子を選んであげるのが楽しい」と笑う。

 永吉さんは「初めて会う人にも『いらっしゃいませ』と声を掛け、お勧めを説明できるようになってきた。年代を問わず、交流が生まれる場になればいい」と期待する。営業は平日と土曜の午後2~8時。