20年路線価 鹿児島市の天文館電車通りが最高、3年連続上昇

(2020/07/02 13:00)
鹿児島県内で最も路線価が高い天文館電車通り=鹿児島市東千石町
鹿児島県内で最も路線価が高い天文館電車通り=鹿児島市東千石町
 熊本国税局は1日、2020年分の路線価を発表した。鹿児島県内は、鹿児島市東千石町の天文館電車通りが最高となり、前年比2.2%プラスの1平方メートル当たり92万円だった。最高は1993年から28年連続で、3年連続の上昇となった。

 県内11税務署の最高地点は、すべて前年と同じだった。最高路線価が上昇したのは鹿児島のみ。鹿屋、大島、指宿、伊集院の4署は横ばいとなった。下落幅が最大だったのは、大隅の志布志市志布志町志布志2丁目の国道220号線で、マイナス4.0%だった。

 鹿児島市の天文館電車通りの価格は、県庁所在都市中18位。上昇幅は、前年の8.4%より縮小した。同市のJR鹿児島中央駅東口電車通りは2.4%上がって87万円だった。

 県内の調査地点(標準宅地)3688地点の対前年変動率は、平均マイナス0.2%。下落は28年連続で、下落幅は前年のマイナス0.3%から縮小した。上昇したのは398地点で前年(353地点)から増え、下落は573地点で前年(853地点)から減少した。横ばいは、2717地点(前年2451地点)だった。

 上昇地点のうち386地点は鹿児島市内で、最も上昇したのは、鹿児島市中央町のベル通り(10.0%増)だった。前年上昇がなかった姶良市は4地点が上昇。同市東餅田の大型商業施設周辺がアップした。

 各地の路線価は、国税庁ホームページで公開している。