「よろっで」きやんせ 錦江町にゲストハウス開業 空き家対策、有志が運営会社

(2020/07/02 20:00)
ゲストハウスのスタッフを務める錦江町地域おこし協力隊の3人=錦江町城元
ゲストハウスのスタッフを務める錦江町地域おこし協力隊の3人=錦江町城元
 空き店舗を改修した錦江町の公設民営ゲストハウス(簡易宿所)が完成、営業を始めた。「みんなで」を意味する鹿児島弁の「よろっで」と命名。町内外の人々が集う交流の場、町の魅力や情報を発信する拠点として期待が高まる。

 木造平屋建て、約200平方メートル。3客室に計10人が宿泊できるほか、18席の飲食スペース、14畳の広間がある。火、木、日曜はカフェ(午前11時~午後2時)、月水金土曜はバー(午後6時~10時半)を開く。

 町の空き家対策事業の一環。町内に少ない宿泊施設や交流拠点を設け活性化につなげようと、町中心部の空き店舗を借り上げて整備した。

 総事業費約1100万円で、町支出は約1000万円。残りはクラウドファンディングで県内外246人から集まった219万円の一部を充てた。経費節減に、町の地域おこし協力隊員が床を張り、テーブルや椅子を作るなどした。

 地元有志ら約30人で運営会社を設立。地域おこし協力隊員3人がハウスのスタッフを務める。6月上旬に昼の営業をスタート、下旬からバーや宿泊の客を受け入れている。

 1人1泊4000円から(町民2000円から)。隊員で社長の山中陽さん(27)は「住民や大学生を含め、延べ200人超が立ち上げに関わった。多くの人が集う楽しい空間にしたい」と話している。よろっで=0994(27)4548
大根占地区にオープンした錦江町ゲストハウスよろっで=錦江町城元
大根占地区にオープンした錦江町ゲストハウスよろっで=錦江町城元