純心女子高生が市電ポスター 英語で乗り方紹介

(2020/07/04 13:00)
外国人観光客向けのポスターを手にする原田夏葵さん、前原暢さん、柳沢茉奈さん=鹿児島市上荒田町の市交通局
外国人観光客向けのポスターを手にする原田夏葵さん、前原暢さん、柳沢茉奈さん=鹿児島市上荒田町の市交通局
 鹿児島市の鹿児島純心女子高校生徒が、市電の乗り方を紹介する英語のポスターを作り、交通局に採用された。45の車両が窓つりポスターとして掲示し、街中を走っている。「鹿児島中央駅前」や「天文館通」など外国人観光客が比較的多い電停にも掲示する。

 作ったのは選抜コース3年の原田夏葵さん、前原暢さん、柳沢茉奈さん。今年1月、創造学習の授業の一環で、市内で会った外国人観光客30組に日本に来た理由などをアンケートしたところ、市電の乗り方で戸惑っている実情が浮かび上がった。 
              
市電に掲示される外国人観光客向けポスター
市電に掲示される外国人観光客向けポスター

 市電には英語による車内アナウンスはあるが、英語表記のポスターなどはない。そこで3人は乗降口や両替機、料金などを記したA3版のポスターを作製。分かりやすいように乗降口などのイラストも付け、交通局に提案した。

 原田さんは「まさか採用されるとは思わなかった。新型コロナウイルスの影響で外国人観光客は少ないが、落ち着いたら楽しんでほしい。その手助けになればうれしい」。市交通局電車事業課主任の野口誠司さん(44)は「とてもいいアイデアで感謝している。サービス向上につながればと願っている」と話した。