新型コロナ ショーパブクラスター12市町100人に 8日発表、鹿児島県内計122人

(2020/07/09 09:05)
新型コロナウイルスの発生について説明する地頭所恵くらし保健福祉部長(中央)=8日、鹿児島県庁
新型コロナウイルスの発生について説明する地頭所恵くらし保健福祉部長(中央)=8日、鹿児島県庁
 鹿児島県と鹿児島市は8日、新型コロナウイルスの感染者計3人を確認したと発表した。いずれも同市天文館のショーパブ「NEW おだまLee男爵」を利用。2日に同店でクラスター(感染者集団)発生が確認されてから1週間で、クラスター関連の感染者は100人に達した。居住地は同市など県本土の10市2町に及ぶ。これまでに県内で確認された感染者は122人になった。

 市は、「かごっまふるさと屋台村」(同市中央町)で「これまでに3店舗でショーパブ利用者1人を含む3人の感染者が確認された」として、店舗名を「TAGIRUBA」「SATSUMA」「焼酎Bar維新館」と公表した。6月25~29日の来店客らに帰国者・接触者相談センターへの連絡を呼び掛けた。同センター=099(216)1517。相談時間は午前8時半~午後5時15分。

 7月8日に発表された新たな感染者は、霧島市在住の30代男女2人と鹿児島市の20代男性1人。行動歴や濃厚接触者は調査中。鹿児島市が確認した感染者は80人、クラスター関連は70人になった。

 市は既に公表ずみのクラスター関連外の3人の感染者の行動歴について、県外からの来訪者との接触や県外への移動歴があると説明した。

 県内では7日時点で58人が医療機関に入院中、34人が宿泊施設に滞在し、16人が自宅待機している。

〈クラスター〉
 小規模な集団感染や、それによってできた感染者の集団を意味する。新型コロナウイルスは、一部の人から複数に感染して拡大する恐れがある。クラスターが次のクラスターを生み出すという感染の連鎖が各地で起きると、感染者が爆発的に増えるため、政府はクラスターの発生防止が極めて重要と位置づけている。