新型コロナ感染確認時 学校5日間閉鎖 鹿児島市教委、基準公表

(2020/07/09 23:00)
南日本新聞ニュース
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、鹿児島市教育委員会は9日、小中高校で児童生徒や職員の感染が確認された場合、5日間の学校閉鎖とすることを明らかにした。PCR検査を受けて陰性だった場合には2週間の自宅待機とする。杉元羊一教育長が市の対策本部会議で報告した。

 現時点で一斉休校は行わないが、今後の感染状況によっては市全体や一部の地区を休校とするケースもあるという。

 国のガイドラインのほか、ウイルスが死滅するのが3日とされている点などを踏まえ、期間を原則5日間とした。最初の3日間は学校を閉鎖し、4、5日目に職員らが校舎の消毒に当たる。

 PCR検査で陰性だった場合の自宅待機は、感染者と最後に接触した翌日からとし、学級閉鎖などは行わない。児童生徒は出席停止扱いになる。

 児童生徒の感染などの情報は保護者を通じて学校に伝えられるため、教員には守秘義務を徹底するよう通知。校内で偏見やいじめが生じないよう児童生徒への指導も強化する。

 杉元教育長は会議後、「感染の広がりを防ぎ、安心して学校生活を送れるよう具体的な対応を示した」と話した。