鹿児島県垂水市庁舎の移転新築 市長、住民投票実施を検討

(2020/07/10 08:40)
南日本新聞ニュース
 垂水市の庁舎移転新築計画を巡り、尾脇雅弥市長が住民投票を実施する方向で検討していることが9日、複数の関係者への取材で分かった。条例に基づく住民投票が実施されれば、市町村合併の是非や枠組みを問うケース以外では県内初。

 複数の関係者によると、海沿いのフェリー駐車場跡(錦江町)に鉄筋コンクリート4階建ての新庁舎を整備する市の計画への賛否を二者択一で問う。

 新庁舎問題では、昨年11月、計画に反対する市民団体が、建設場所の賛否を問う住民投票条例制定を直接請求した。尾脇市長は「住民投票は必要ない」との意見を付けて市議会に提案。市議会は12月、賛成6、反対7で条例案を否決した。

 現在の計画に対しては、津波や液状化などの防災面や規模の点で市民の賛否が割れている。