鹿児島県民 夏のボーナス「生活費補てん」6割超 新型コロナ影響

(2020/07/11 20:00)
南日本新聞ニュース
 鹿児島銀行と九州経済研究所(KER、鹿児島市)は、鹿児島県民の2020年夏のボーナスの使い道に関する調査結果をまとめた。複数回答で「生活費の補てん」が前年調査より6.3ポイント減の63.6%で最多。新型コロナウイルスによる先行きの不透明感から、生活防衛意識が一段と強まっている。

 調査は6月中旬、県内の本支店窓口を訪れた人を対象に実施。賞与が支給される家庭の527人が回答した。

 「貯蓄・資産形成」は51.1%で、前年に比べ1ポイント増。一方、「旅行・レジャー費」は16.2%(前年比28.7ポイント減)、贈答品や飲み会などの「交際費」は18.7%(同11.4ポイント減)、「外食費」は11.8%(同8.2ポイント減)となり、新型コロナの影響で不要不急の消費を避ける傾向が見られた。

 今夏の賞与が、前年と比較して「変わらない」と答えたのは60.6%で最も多く、次いで「減りそう(減った)」「やや減りそう(減った)」が27.4%、「増えそう(増えた)」「やや増えそう(増えた)」は12.0%だった。

 KERは「新型コロナの影響の長期化に備え、半年から1年程度先の生活のために現預金を残しておきたいという思いから、使い道を決めかねている人も多いのでは」と分析した。