H2A、15日早朝打ち上げ UAEの火星探査機搭載 種子島宇宙センター

(2020/07/14 06:30)
南日本新聞ニュース
 三菱重工業は15日午前5時51分、アラブ首長国連邦(UAE)の宇宙機関が開発した火星探査機「HOPE(ホープ)」を載せたH2Aロケット42号機を、南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げる。予備日は16日~8月13日。

 打ち上げ時間帯の天候は曇り一時雨の予報。発雷の可能性があり、打ち上げの可否は14日午後、機体を射点に移動させる前に判断する。三菱重工が受注した海外衛星は4件目。

 UAEの宇宙機関「ムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター」によると、ホープは全長8メートル程度で、重さ1.35トン。観測カメラや紫外域分光計、赤外域分光計を使い、年間を通して火星の大気の状態を観測。季節の変化など大気の全体像をつかむ。H2Aで軌道に突入後、自力航行して2021年に火星の周回軌道に到着する。

 南種子町は県本土や首都圏で新型コロナウイルス感染が拡大していることから、見学場を閉鎖する。