アジアのベストレストラン 瀬戸内出身・高田シェフ10位 大阪で仏料理店「奄美の食材発信したい」

(2020/07/14 20:00)
「アジアのベストレストラン50」で10位に入り、個人で特別賞も受けた高田裕介さん=大阪市
「アジアのベストレストラン50」で10位に入り、個人で特別賞も受けた高田裕介さん=大阪市
 アジアの優れたレストラン50店を選ぶ国際イベント「アジアのベストレストラン50」で、瀬戸内町出身のシェフ高田裕介さん(43)の仏料理店「ラシーム」(大阪市)が10位に輝いた。独創性あふれる料理などが高く評価された。高田さんはシェフ同士の投票で1人だけ選ばれる特別賞も獲得。「受賞を励みに一歩一歩レベルアップしたい。奄美の食材の魅力も発信していく」と意気込んでいる。

 イベントはマーケティングなどを手がける英企業の主催で2013年から毎年開催。約30の国・地域のシェフや料理評論家ら360人が味、接客などを審査し3月下旬に結果発表があった。

 これまで20位以内は2回あったがトップ10入りは初めて。特別賞はシェフたちの間で「店のランキング以上の名誉」ともいわれている。受賞後、店は新型コロナウイルスの影響で、デリバリーなどに切り替えざるを得なくなった。通常営業に戻ってからは客足が戻りつつあるという。

 大阪の調理師専門学校を卒業後、フランスの有名店などで腕を磨き10年に開業。関西地区のミシュランガイドで16年から二つ星を5年連続獲得するなど、人気店として知られるようになった。

 パッションフルーツや豚肉の塩漬け、高級魚スジアラなど奄美や鹿児島産の食材を積極的に取り入れる。高田さんは「同業の仲間にも認められ、うれしさは格別。味だけでなくサービス、雰囲気などお客さんにさらに満足してもえらえるように頑張る」と話した。